PowerXで電気自動車(以下「BEV」という)を充電し走行することにより、ガソリン車・ハイブリッド車等のBEV以外の乗用車(以下「一般的な乗用車」という)で走行した場合と比較して、どれだけCO2を削減したかを計算したものになります。
お客様がパワーエックスの充電器でPremium(純再エネ100%)メニューを選択し充電した場合、走行時に使用される電力のCO2排出量はゼロになります。
一方で、一般的な乗用車で走行すると、CO2が排出されます。お客様がBEVに充電した充電量で走行可能な距離と同距離を一般的な乗用車で走行した場合にどれだけのCO2が排出されるかを算出するにあたり、先ず、上記走行距離を乗用車新車平均燃費22.0km/L(出展:2017年度国交省、JC08モード)で割り、同距離を走行するのに必要なガソリン量を算出します。その上で、環境省が定めるガソリン1リットルあたりの排出係数を乗じて一般的な乗用車の場合のCO2排出量を求めます。
例えば、50kWhをPremium(純再エネ100%)メニューで充電した場合のCO2排出量は計算式は以下の通りとなります。
①BEVで走行可能な距離:300km(=50kWh × 平均的なBEVの1kWhあたりの走行距離6km)
②一般的な乗用車でのCO2排出量:31.6kg(=300km ÷ 乗用車新車平均燃費22.0km/L × ガソリン1リットルあたりの排出係数2.32 kg-CO2/L)
③Premium(純再エネ100%)メニューでのCO2排出量:0kg
④PowerXでの充電によるCO2排出削減量:31.6kg(=②−③)
尚、お客様がRegular(純再エネ70%)、もしくはEconomy(設置先の電力契約に準ずる)メニューを選択され、設置先が設置先が一般の小売電力事業者から再エネメニューではない電力を購入している場合には、従来の火力発電を中心とした発電所からの電力(系統電力)も含まれております。系統電力のCO2排出量は、我が国の1kWhあたりの平均CO2排出量0.439kg(2022年度資源エネルギー庁発表)を乗じて算出しています。仮にお客様がRegular(純再エネ70%)メニューで、50kWhを充電された場合、15kWhが系統電力由来となり6.585kgがCO2排出量となります。
PowerXは、CO2排出が一切ないPremium(純再エネ100%)メニューを出来るだけ多くのお客様にご使用頂き、出来るだけ多くのCO2排出削減を目指して行きたいと考えています。